今朝の羽鳥慎一モーニングショーで、また玉川徹が
政府のコロナ対策をガダルカナルに例えて批判した。
もういい加減にしてほしい。
なんとかの一つ覚えで繰り返すから、
こちらも繰り返して言わなければならない。
玉川は「戦力の逐次投入、けしからん」と
言いたいのだろうけど・・・いいですか、
コロナは「攻撃して殲滅すべき米軍」では
ありません。逐次投入など何の関係もありません。
ウイルスからどうやって身を守るか、
つまり防御の話です。
もっと正確に言えば、どうやって共生していくか、
これがウイルス対策の眼目です。
コロナだけ怖がって殲滅対象とするなんて、
そもそも発想の根幹が間違っている。
「ガダルカナルの戦いをリアルで見ているようだ?」
ふざけたこと言いなさんな。
飛行場と空港の区別もつかない人間が、
何をもって「リアル」などと言えるのか。片腹痛いわ。
ついでに言えば、日本陸軍を悪者にしているけれど、
これだって私から言わせれば戦後日本人の浅薄な見方。
ガダルカナルは、そもそも海軍が目をつけて
飛行場を建設したことをご存じ?
陸軍はそれに引きずられて戦力を投入したに過ぎず、
そもそも太平洋正面は海軍の担任区域だった。
その前提を抜きにしてガダルカナルの戦いを
語ることはできないのだ。もちろん逐次投入の話もそう。
陸軍ばっかり悪者にするんじゃないよ。
もういい加減、聞きかじった程度の知識を
自信満々に披歴してコロナの不安を煽るのは
やめなさい!!!
戦後日本のインテリの浅はかさと傲慢さを
全部凝縮したような人間だな、玉川って。
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